ナチュラルアロマクレンジング「開発の背景」

ナチュラルアロマクレンジング 開発の背景(スピカズ代表より)

わたしは昔からずっと、クレンジングはファンデーションとのなじみが良いオイルタイプを愛用していました。ところがある日、頬や鼻の毛穴が開いて、手触りもゴワゴワ、なんだか肌が汚い!と感じるように…。慌てて化粧水や美容液などを見直したのですが、相変わらず肌の状態は最悪。「これでもダメということは、クレンジングか洗顔が原因?」と思いつき、まずクレンジングオイルを他のものに変えてみたところ、すぐに肌がいつもの状態に戻ったのです。しかも、クレンジングと洗顔をより丁寧にするよう心がけていたら、ますます肌の状態が良くなりました。この時、"与える"ことだけではなく、"落とす"ことも重要なんだなと実感したのです。

一般的に、オイルタイプのクレンジングは肌に負担をかけると言われています。ですが、クレンジングの目的は油性の汚れを落とすこと。つまり、油性のメイクを落とすためには油分が必要なのです。
さらに、クレンジングには、油分と水をなじませる役割として界面活性剤が配合されます。この油分・水・界面活性剤の配合量の違いで、オイルタイプ・クリームタイプ・ミルクタイプなどに分けられるのです。

ナチュラルアロマクレンジングはオイルタイプに分類されます。もちろん、界面活性剤も使用しています。ここまで読まれた方には「なんて商品を作ったの!?」と思われてしまうかもしれません。
ですが、今回、敢えてオイルタイプにしたことには理由があります。それは、結局、オイルタイプのクレンジングが一番メイクとのなじみが良いから、なのです。そこで、なんとかして肌への負担を限界までおさえることはできないか?と考えました。

ナチュラルアロマクレンジングに使用しているオイルは、天然由来の上質な機能性オイル。これはファンデーションなどのメイクアイテムにも使用されていて、メイクとのなじみが良い上、肌にも優しく、メイクとオイルをなじませるときの摩擦で肌を傷つけることもありません。そして、界面活性剤は、肌に負担をかける石油系ではなく、植物系を配合しました。これで肌への負担は最小限になりました。さらに、エイジングケア成分として配合している植物エキスとの相乗効果で、お肌をやさしく、しっかりと洗い上げます。
機能面以外では、特に香りにこだわりました。ナチュラルアロマクレンジングにはオレンジの精油を配合しています。オレンジのアロマ効果で、心からリラックスしていただけるような香りに仕上げました。

冒頭で触れた経験から、個人的に、スキンケアの中で
一番大切なステップはクレンジングと洗顔だと考えています。
きれいな肌になるためには、美容液などの美容成分を与えることも大切ですが、
まずはメイクや余分な皮脂をきちんと落とすことが大切だと信じています。
肌への負担は最小限におさえて、
安心して使えるクレンジングオイルを作ろうと決めて、
試行錯誤すること2年以上。
ようやく、納得できるクレンジングオイルが出来上がりました!

スピカズ代表・奈良留美子

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