2012年4月号 体に良質な油を!亜麻仁油活用レシピ

カラダの中からキレイになりたい!
スピカズ奈良の 体が喜ぶ美容ごはん

人一倍健康になりたいと願っているスピカズの奈良が、気になる食材や調味料をチョイス。
お料理のプロ監修のもと、体が喜ぶ美容ごはんをご紹介します。

第1回 : 2012年4月号
体に良質な油を!亜麻仁油活用レシピ

こんにちは!スピカズの奈良です。よく「良質の油を摂ろう!」なんて言葉を聞きますが、はて、”良質な油”とは何ぞや?ということで、体が喜ぶ美容ごはんの記念すべき第一回は、「亜麻仁油」を使った美容ごはんレシピをご紹介します。
テレビや雑誌で活躍され、本も出版されている注目のお料理研究家、五十嵐豪先生に亜麻仁油を使った美容ごはんレシピを考案してもらいました!ちなみに五十嵐豪先生の得意分野は簡単スピードレシピ。
美容ごはんで、とっても健康になりたい~!

「亜麻仁油」体に良質な油を摂りましょう

亜麻仁油は、亜麻科亜麻属の植物である亜麻の種を搾った油になります。α-リノレン酸(n-3系脂肪酸)の含有量が多く、細胞の働きを正常に保つ働きがあり、基礎代謝が上がるのでダイエットにも効果的!さらに抗酸化作用、頭が良くなる(!)など、ぜひ意識して摂ってほしい油です。

亜麻仁油は他の油と比較すると非常に柔らかい油ですが、その理由は、亜麻が栽培されている地域にあります。ロシアや中国、オランダ、カナダなどの寒冷地域で栽培されているため、種子が寒さで凍りついてしまわないように、種子の中の脂肪が非常に柔らかいものになっているのです。

さて、油には大きく分けて飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、トランス脂肪酸があります。

(図)体に良い油と悪い油

まず、トランス脂肪酸にはマーガリンやショートニングがあげられますが、これは人工的につくられた脂肪酸になります。本来ならサラサラな液体である油を人工的に固形にしているため、体の中に入ってからしばらくすると再び固まりやすくなってしまいます。体の中のコレステロールバランスを崩す可能性もあるので、できれば避けたい油です。

飽和脂肪酸は、牛肉や豚肉、乳製品など、動物性の脂肪が多く含まれています。こちらは体内で合成できるので、食事から摂る必要は必ずしもなく、むしろ摂りすぎ注意な油になります。

不飽和脂肪酸は、オメガ3系不飽和脂肪酸(以下オメガ3)、オメガ6系不飽和脂肪酸(以下オメガ6)、オメガ9系不飽和脂肪酸に分類されます。不飽和脂肪酸は体内ではつくり出されないので、食事などを通して外から補う必要がある”必須脂肪酸”です。栄養価が高く、お肌の調子を整えたり、コレステロールを抑制したり、体を健康な状態にする働きがあります。ダイエットをしていると「油は敵よ!」と思いがちですが、良質の油は健康のためにも美容のためにも優れているので、適度に摂取することをおすすめします。

オメガ3が豊富に含まれている油に、魚油(EPA、DHA)、えごま油、しそ油などがありますが、その中でも亜麻仁油にはオメガ3のα-リノレン酸がずば抜けて豊富に含まれています。美容や健康のことを考えると、積極的に摂りたい油。これこそ私たち女性が求めている良質の油になります。

家庭で一般的に用いられている植物油には、オメガ3が1~10%程度含まれています。比較して、亜麻仁油にはオメガ3が60%含まれています。これだけ高濃度にオメガ3が含まれている油は他にはありません。

亜麻仁油にもいろいろな種類がありますが、未精製のコールドプレス(30度以上の熱をかけない製法)で、光を通さない遮光瓶に入っているものを選びましょう。また、オイルを保存する場合、常温では劣化しやすいので、必ず冷蔵庫に入れましょう。なお、亜麻仁油の成分は熱に弱いので、加熱調理には向きません。ドレッシングとして使用するのがおすすめです。

次のページでは、五十嵐豪先生に教えていただいた亜麻仁油活用レシピ「亜麻仁とビタミンで抗酸化肌!菜の花のトマト酢浸し」をご紹介します。

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