2012年11月号 アスタキサンチンで美肌に!鮭活用レシピ

カラダの中からキレイになりたい!
スピカズ奈良の 体が喜ぶ美容ごはん

人一倍健康になりたいと願っているスピカズの奈良が、気になる食材や調味料をチョイス。
お料理のプロ監修のもと、体が喜ぶ美容ごはんをご紹介します。

第8回 : 2012年11月号
アスタキサンチンで美肌に!鮭活用レシピ

こんにちは!スピカズの奈良です。鮭やイクラ、エビ、カニを見ると、美味しそう~と思うより、アスタキサンチン!と叫んでしまいます。「アスタキサンチンを摂取すれば美肌になれる!」と勝手に思い込んでいます。あとは、「魚を食べると頭がよくなる」とも信じているので、魚もたくさん食べるように心がけているのですが、私の脳はあいかわらずシナプスの接続がうまくいっていない気がしてしょうがありません…。もっと食べたら、改善されるのかしらね…?
ということで、今月の美容ごはんは、秋の旬の食材「」。アスタキサンチンが豊富でIPA・やDHAも含まれているから、頭もよくなる!(ハズ!!)そして、美味しいですしね!

アスタキサンチンで美肌に!

鮭は身が赤いので、赤身魚と勘違いされやすいですが、じつは白身魚。アスタキサンチンというカロチノイド色素のため、赤く見えるのです。この色素はカロテンの仲間ですが、ビタミンAとしての効果はありません。ただし、活性酸素に対する抗酸化作用があることで知られています。

鮭は、白身魚にしては脂質が100g中4.1gと多めで、この脂質にはIPA(イコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれています。IPAとDHAは、血栓を予防し、血管を拡張する作用があります。また、血中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らします。なので、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中、高血圧といった生活習慣病の予防に役立ちます。そして、がんの発生を少なくし、がん細胞の転移を制御したり、抗がん剤の副作用を軽くする作用もあるといわれています。さらに、DHAは、脳や神経組織の機能を支えています。

豊富なビタミンB群は、肌荒れ、貧血防止効果あり

鮭はビタミンDやB群類(B1、B2、B6、B12)も豊富です。ビタミンDはカルシウムの吸収を高めて骨の老化を防いだり、筋肉の機能を維持する作用があります。骨粗鬆症を予防したい人、幼児、高齢者、妊婦、などにとってもおすすめです。ビタミンB1は、ご飯やパン、砂糖など、糖質の分解を助け、脳の中枢神経や手足の抹消神経の機能を正常に保たせます。不足すると疲れやすくなり、手足がしびれて、むくみや動悸、食欲不振、イライラなどの症状が現れます。ビタミンB2は、エネルギー代謝をうまく促し、健康な皮膚や髪、爪などをつくります。不足すると、口内炎や肌荒れ、髪のトラブルのほか生活習慣病の原因になります。ビタミンB6は、免疫機能を正常に維持するうえで欠かせない栄養素で、神経伝達物質の合成や、脂質の代謝、ヘモグロビンの合成にもかかわっています。不足すると、アレルギー症状が出やすくなったり、皮膚炎、貧血などになったりもします。ビタミンB12は、葉酸と協力しあって赤血球の産生に働くほか、神経細胞内のたんぱく質や脂質、核酸の合成を助け、神経系を正常に働かせます。不足すると記憶力や集中力の低下、貧血、食欲不振、消化不良といった症状が現れることがあります。

注意点

アレルギー体質の人が鮭の皮やイクラを食べすぎると、湿疹がでることがあります。また、鮭の身に寄生虫がついていた場合、腹痛や嘔吐をもよおすことがあります。この寄生虫は、塩水に漬けたり、マイナス20度以下で冷凍する、もしくは加熱することで死滅するとされています。また、高血圧の人は塩鮭を食べすぎないように注意しましょう。

調理のポイント

IPAやDHAを有効に摂取したいなら、脂質を落とさない調理法がおすすめです。例えば、アルミホイルで包む蒸し焼きや、小麦粉をつけて焼くムニエル、揚げ物などがおすすめです。また、粕汁やシチュー、お鍋にするのもおすすめです。

次のページでは、管理栄養士の浅野まみこ先生に教えていただいた鮭活用レシピ「鮭とあさりの炊き込みごはん」をご紹介します。

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