2012年12月号 胃腸が疲れたら!キャベツ活用レシピ

カラダの中からキレイになりたい!
スピカズ奈良の 体が喜ぶ美容ごはん

人一倍健康になりたいと願っているスピカズの奈良が、気になる食材や調味料をチョイス。
お料理のプロ監修のもと、体が喜ぶ美容ごはんをご紹介します。

第9回 : 2012年12月号
胃腸が疲れているときはコレ!キャベツ活用レシピ

こんにちは!スピカズの奈良です。わたしの大好きな食べ物の中の一つにとんかつがあります。とんかつというか、肉と油のコラボ系がこの上なく好きです。だから、唐揚げも好きだし、串揚げも好きだし、天ぷらも好きだし、からの、とんかつ大好き!
最近は家の近所にあるとんかつ屋さん「にし邑」に、週に1回は通っています。こちら、ただお肉を油で揚げるだけではなく、熟成したお肉をとんかつにしているから、けっこうなボリュームなんだけど、もうね、さくさく食べられちゃう。そして一緒にでてくる粕汁がまた絶品!カウンターしかないお店だから、いつも満席だけど!ああ、とんかつ食べたくなってきた!
じゃなくて、わたし、とんかつを陰で支えている存在は、キャベツの千切りだと思っています。ということで、今月の美容ごはんは、ビタミン豊富な食材「キャベツ」。胃腸がお疲れ気味なこの時期にはおすすめの食材なんですよ~!

胃腸が疲れているときはキャベツがおすすめ!

キャベツはヨーロッパ原産地のアブラナ科の野菜で、晩春から初夏にかけて出回る春キャベツと、冬に出回る冬キャベツとに大別できます。

キャベツ特有の成分として、ビタミンUを含むのが大きな特徴です。ビタミンUはキャベツから発見されたので、別名キャベジンと呼ばれ、胃腸の粘膜の新陳代謝を活発にする働きがあります。傷ついた胃腸の粘膜を修復するために必要なたんぱく質の新生を助けるので、胃腸のトラブルに強い味方となってくれます。

また、肝臓に余分な脂肪が沈着して起こる脂肪肝を予防する働きもあります。淡色野菜のなかでも、ビタミンCが豊富なのも特徴の一つになります。ビタミンCには抗菌作用があるので、かぜの予防、疲労回復、肌荒れの解消に効果的です。

キャベツは、滋養強壮作用、健脳作用があるので、老人性の健忘症に有効です。老化にともなう足腰の弱りや耳鳴りの改善にも効果を発揮する野菜です。

調理のポイント

冬キャベツは外葉が濃い緑色で、巻きがかたくて重量感のあるものを選びましょう。春キャベツの場合は葉がやわらかいので、生食が一番です。千切りにしてとんかつの付け合せなどに。一方、冬キャベツは肉厚で甘味も強く、煮込んでも崩れないので、ロールキャベツやポトフなどに向いています。煮ることで甘味が十分にでるので、おいしく食べられます。

なお、ビタミンCやUは水溶性ビタミンであり、熱に弱いのも難点です。栄養面での効果を期待するなら、生で食べるのがおすすめです。ただし、千切りにしてから水にさらすとビタミンCがどんどん溶け出してしまうので、大きいまま洗ったら手早く調理しましょう。

キャベツは部位によってビタミンの含有量が違います。外側の緑色の濃い部分には内側の葉以上にビタミンCが多く含まれています。外葉や芯は捨てずに、丸ごと1個を使いきるつもりで調理すれば、各種ビタミンをムラなくとることができます。

注意点

ビタミンの効能を考えると生で食べるのがおすすめですが、冷え症の人の場合は体を冷やしてしまうので、加熱して食べるようにしましょう。また、アセトアミノフェン(解熱鎮痛剤)を服用している時は、キャベツを含む食事によって薬の作用が弱まってしまうことがあるので、気をつけましょう。

次のページでは、お料理研究家の五十嵐豪先生に教えていただいたキャベツ活用レシピ「焼きロールキャベツ」をご紹介します。

< 前 1 2 3 次 >