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こんにちは!キレイナビ代表・美容家の飯塚美香です。小鼻の周りなど毛穴が広がりやすい部分は、角栓が詰まりがち。吸着してはがすタイプの毛穴パックで、無理矢理角栓を取り除いている方はいませんか?
間違ったケアをすると肌が傷むだけでなく、毛穴が広がりさらに角栓が詰まったり、黒ずんでしまったり、ニキビができたりという悪循環に陥りかねません。
毎日の簡単なお手入れで角栓のないツルツルお肌を手に入れましょう。
■角栓の正体は皮脂や角質
毛穴からのぞく白くて小さい棒状のもの。角栓という名のとおり、まるで毛穴に栓をしているようにも見えます。角栓が目立ってしまうと、それだけで肌が汚く見えてしまいますよね。そもそも角栓とは一体何なのでしょうか?
角栓は、皮脂と古い角質が混ざりあったもの。とくに鼻の部分が目立ちやすいですね。
「私は乾燥肌だから、皮脂は少ないはず!」と油断してはいけません!オイリー肌の方はもちろん皮脂が多いのですが、乾燥肌の方は自分の肌を潤わせようと皮脂を過剰に分泌してしまうのです。また、乾燥で固くなった肌は毛穴の伸縮が悪くなるため毛穴に皮脂が詰まりやすくなってしまいます。
本来ならば、ターンオーバーによって毛穴の詰まりは取り除かれますが、間違ったスキンケアや加齢によりその機能が鈍くなると、古い角質は皮脂と混ざり合い角栓となってしまうのです。メイクの汚れやほこりなども混ざり合い、角栓を放置しておくと毛穴はどんどん広がり黒ずんでしまう危険性があります。
■やっていませんか?こんな洗顔はNG!
角栓は毎日の簡単なお手入れでケアすることができます。その前に、今のあなたの洗顔方法は正しいかどうかをチェックしてみましょう。
□熱いお湯、冷たい水のみで洗顔している
□洗顔料をよく泡立てないまま洗顔している
□毛穴の汚れを取るために指先に力を入れて洗顔している
□すすぎは5回くらいで済ませている
□洗顔後はタオルを擦るようにして拭いている
いかがでしょうか?
上記に1つでも当てはまるなら今すぐ洗顔方法の改善を!正しい洗顔で角栓やニキビのないつるつるお肌を手にいれましょう。
■角栓を取り除く洗顔方法
それでは、角栓やニキビのないつるつるお肌を手に入れるための、正しい洗顔方法をお伝えしたいと思います。
まず洗顔する時のお湯の温度ですが、熱すぎても冷た過ぎても良くありません。熱いお湯は乾燥やシワの元となり、冷たすぎる水では肌に汚れが残ってしまいます。少し温かいくらいのぬるま湯がベスト。ぬるま湯で充分にすすいだ後、最後に引き締めるために水でパッティングするように仕上げるのがおすすめです。
そして、洗顔料は泡立てネットでよく泡立ててから肌に乗せましょう。泡で出てくるタイプの洗顔料を使うのも便利です。洗顔料を肌の上に乗せてから泡立てるのは絶対にやめて下さい。指の腹を使い、肌に乗せた泡を優しく転がすようなイメージで洗います。ゴシゴシと力を入れて洗わなくても、泡が毛穴の中の汚れを浮かせてくれます。
肌は意外に傷つきやすいもの。洗顔は『優しく、丁寧に』が基本です。洗顔料が肌に残ってしまうと、ニキビや肌荒れ、毛穴の詰まりなどあらゆる肌トラブルを招きます。
よくすすぎ、洗顔料を完全に取り除きましょう。濡れた肌はタオルを優しく押し当て、水分を移動させるイメージで拭きます。決してゴシゴシ擦って拭かないようにご注意を。
■頑固な角栓にはスペシャルケアを
正しい洗顔方法を続けても、頑固な角栓が残ってしまう場合は週に1回のスペシャルケアを試してみましょう。洗顔の前に蒸しタオルを顔に当てて毛穴を開かせてから、吸着力の高いクレイ(粉末粘土)タイプの洗顔料を使います。
汚れを吸着してしっとりさせる『ガスール』、粒子が細かくベビーパウダーにも使われているポピュラーな『カオリン』、毛穴の汚れをしっかり落としますが、肌への刺激が少ない『ホワイトクレイ』など様々なクレイがありますので、お好みで選んでみましょう。
クレイの微粒子は毛穴の奥から汚れを吸着してくれますので、くすみにも効果が期待できます。ただ、肌が弱い方やニキビができている方などは控えたほうがよいでしょう。
夏だけでなく、肌が乾燥する冬でも毛穴に角栓は詰まってしまいます。毎日の正しい洗顔、正しいスキンケアで角栓のないつるつるお肌を手に入れたいですね。
また、ターンオーバーを正常に保つためには栄養バランスの取れた食生活、睡眠をしっかり取る、ストレスを溜めないことも大切です。
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