腸もお肌もキレイに!朝じゃなくて夜食べるべきフルーツとは?
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フルーツは朝食べることが美容に良いと言われてきましたが、夜食べたほうが良いフルーツがあるんです。それは、女性が大好きなキウイ!はたして夜キウイの効果とは?
■キウイの美容効果とは?
キウイは、ビタミンCと食物繊維が豊富で、さらに、たんぱく質分解酵素もある万能の果物です。キウイの美容効果で注目したいのがビタミンCの含有量が多いこと。100gあたりの含有量は、いちごよりも多く、キウイ1個で1日に必要なビタミンCの約7割を得ることができます。
ビタミンCが豊富なので、美肌づくりはもちろん、風邪の予防や、血管の老化防止にも効果があります。疲労物質の乳酸の生成を抑えるクエン酸やリンゴ酸も含まれているので、体の疲労回復効果も。
■夜、キウイを食べたほうが良い理由
キウイ1個には、食物繊維が約2.2gも含まれています。不溶性食物繊維は1.6g、水溶性食物繊維は0.6gと、2つの食物繊維を同時にバランスよく摂ることができます。その他、ビタミンC,ビタミンE、カリウム、リンゴ酸、クエン酸と豊富な栄養素を含んだ果物になります。
どうして夜に食べるのが良いかというと、キウイには整腸作用があるから。
夜は副交感神経が優位になり、腸などの消化器官がよく働くようになります。キウイを食べることによって腸内環境が整うと、自律神経のバランスが整い、腸への血流もアップして腸の働きをサポートしてくれるのです。
■腸も新陳代謝をしている!
肌と同じように、腸も新陳代謝をしていることをご存じでしょうか?
大腸の内部は、2種類の異なる上皮細胞で保護されています。表面にあるほうの上皮細胞は1日~数日ではがれ落ちて便として排出されます。
しかし、便秘をするとはがれた上皮細胞は腸内にとどまり、硬い便の一部となってしまいます。その結果、代謝や肌に悪い影響を及ぼす物質が生まれ、腸や肌が荒れる原因に。腸の新陳代謝をスムーズにして、腸をキレイに保つためには食物繊維の摂取が必要なのです。
■キウイ2個で便秘を改善
キウイの販売メーカーであるゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社は、女性12人に1日に2個のグリーンキウイを食べてもらうという研究をしています。その結果、排便回数、排便日数、排便量ともに摂取1週間後から大幅に改善したというデータが発表されました。
キウイ2個に食物繊維は約4.4g含まれますが、これはりんご1個の約3.8gを上回ります。ビタミンCやカリウムはりんごよりはるかに多いので、便秘を改善する効果だけでなく、美肌やむくみ解消にも効果を発揮します。
■夜キウイのアレンジレシピ
一番簡単な食べ方は、キウイを2つに切ってスプーンで食べることですが、毎日同じように食べるのは飽きてしまうかもしれないので、夜キウイの簡単アレンジをご紹介。
アレンジ1)キウイスムージー
キウイに、バナナやりんごなどお好きなフルーツとヨーグルトをミキサーにかける。ヨーグルトとキウイも相性抜群です。
アレンジ2)キウイのハチミツ漬け
薄切りにしたキウイをハチミツに漬けて半日置くだけ。ハチミツのオリゴ糖が美腸効果をアップしてくれます。
アレンジ3)キウイドレッシング
みじん切りにしたキウイ、オリーブオイル、ワインビネガー、塩コショウ、ハチミツを混ぜ合わせる。お肉や魚にかけても美味しいです。
キウイはたんぱく質分解酵素のアクチニジンを含んでいるので、消化促進も期待できます。ただ、50~60℃だと20分、70℃以上なら2~3分の加熱でこのアクチニジンがなくなってしまいますので、アレンジする時は加熱せず生のまま使用するようにしましょう。
甘いキウイを選ぶコツは、手でつかんだ時にふんわりと柔らかいかどうか。もしまだ硬いようでしたら、バナナやリンゴと一緒に袋に入れておくと、エチレンガスの作用で早く熟します。柔らかいキウイは熟していて甘みがありますよ!
腸のキレイは、お肌のキレイ。夜キウイで便秘を予防して、美肌を目指しましょう。
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