「ちょっとくらいなら」が大問題!肌の乾燥を悪化させるNGライフスタイル

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忙しいときや疲れているとき。いつものスキンケアが面倒に感じることってありますよね。「ちょっとくらいなら」と、手を抜いたり、肌を過酷な環境にさらしたりすることもあるのではないでしょうか? 

実はこれ、普段しっかりとスキンケアをしている方によく見られる行動なのです。

「一日くらい・一回くらい大丈夫だろう」と油断すると……、のちに“ちょっと”では済まない深刻な肌悩みに変わるかもしれませんよ。特に今の季節、さまざまな肌トラブルの原因となる乾燥には気を付けたいところ。

ここでは、コスメコンシェルジュの資格を持つ筆者が、「肌の乾燥を悪化させるNGライフスタイル」について、お話していきたいと思います。

■1 クレンジング・洗顔後に放置

クレンジングや洗顔をした後の肌は、メイク・汚れだけではなく皮脂・角質細胞間脂質・天然保湿成分が流れ出たりして乾燥した状態。そのままの状態でいると、肌から水分が蒸発する際に角層の水分まで奪われる“過乾燥”に陥ってしまいます。

クレンジング・洗顔後は、3分以内にスキンケアを開始してあげて。

■2 玄米ばかり食べる

玄米の胚芽や表皮部分には、フィチンという物質が含まれます。このフィチンですが、体内へ入るとフィチン酸に変わり、強いキレート作用によって有害ミネラルを吸着し、排出。デトックス効果を持つのですが、食べ過ぎには要注意してください。

玄米の食べすぎは、私たちの肌を作るタンパク質の合成に役立つ“亜鉛”をはじめとしたミネラルの欠乏を引き起こす恐れがあるからです。

玄米と白米を1:1で炊いたり、炊き溜めをしている方は毎食食べるのを控えたりすることをオススメします。

■3 冷たい手でスキンケア

スキンケアをする際の「手の温度」も大切です。冷たくヒエヒエな手で肌に触れると、毛細血管がキュッと収縮。スキンケアの浸透が悪くなってしまうからです。

スキンケアをする前は、手を温めたり、化粧水・クリーム等を手のひらで温めてから使用したりすると良いでしょう。

■4 規定時間を超えるシートマスクの使用

最後は、シートマスクをする際の注意点。「使用時間が長ければ長いほど良い」と思っている方は少なくないでしょう。ですがこれ、シートが乾いて肌が本来持っている水分を奪い、乾燥肌を引き起こすNG行為。

パッケージに記載された規定時間を守る、シートが乾く前にはがすなどして、せっかくの潤いを逃さないようにしましょう。

近年は、空調が整っている施設が多いため、肌の乾燥は冬だけの悩みではなくなりつつあります。

ニキビやシワ、くすみ……、これらの原因となる乾燥を最小限に抑えるためにも、上記の項目には気を付けたいものです。

 

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この記事を書いた人

高木沙織記事一覧
美容ライター/ヨガインストラクター  2度の海外留学を経て、航空会社で勤務。退職後は、「まずは自分が試してみる!」という実践美容をモットーに、フットワークの軽さと行動力を生かして、美容ライターの活動をスタート。 “美容と食には密接な関係がある”ことから、『ジュニア・スーパーフードマイスター』『スーパーフードマイスター』、その他野菜、果物、雑穀など、複数の「食」に関する資格を取得し、ビューティーフードアドバイザーとしてフード系のイベント講師・執筆に携わる。 2016年からはヨガインストラクターの活動も開始。多角的に美容・健康をサポートする。

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