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こんにちは!キレイナビ代表・美容家の飯塚美香です。毎日のスキンケアでは、みなさん保湿に力を入れていると思います。
化粧品で外から保湿するのも大切ですが、体の中の保湿も大切です!潤う肌の必須成分『セラミド』を増やす食品を食べて、体の中からしっとり潤い肌を目指してみませんか?
『セラミド』とは?
肌の表面である角質層は皮脂に覆われています。これが肌の1次バリア。しかし、空気の乾燥や生活習慣の乱れ、年齢により皮脂や角質が傷付いて回復ができなくなると、このバリア機能は失われ、肌の乾燥の原因となってしまいます。
一方セラミドは肌表面で外界から肌を守っている角質層の重要成分で、水分の保持と肌の保護のための理想的なブロックで肌バリアを築いています。これが肌の2次バリア。セラミドが不足すると、乾燥だけでなく肌トラブルの原因にも。
セラミドは水に溶けにくい性質があるので、スキンケアにはジェルやオールインワンなど、セラミドが浸透して肌になじみやすいアイテムを使うのがおすすめです。そして、セラミドを増やす食品を食べて体の中からケアすることも大切です。
『セラミド』を増やす食品
セラミドは人の肌だけでなく、様々な食品の中にも含まれています。米、小麦、大豆、こんにゃく芋、牛乳などに多く含まれていて、特にこんにゃく芋には米や小麦より7〜16倍多いセラミドが含まれていると言われています。
また、体内でのセラミドの生成を助ける食品もあります。セラミドが効率良く作られるには、体の血行を良くする必要があります。
玉ねぎ、里芋、カリフラワー、白菜、キャベツ、じゃがいもなどの白い野菜には血行促進効果があります。また、セラミドの生成を邪魔する活性酸素対策には、トマト、人参、ピーマン、ほうれん草など抗酸化作用のある緑黄色野菜も積極的に摂ると良いでしょう。
セラミドは肌のターンオーバーによって生成されますので、ターンオーバーを促すビタミン類を多く含む食品をバランスよく摂ることも大切です。
『セラミド』を減らす食品
セラミドを増やす食品もありますが、逆に減らしてしまう食品もあります。それは過剰摂取した場合のリノール酸。
血中のコレステロールを減らし、セラミドの生成に必要な原料でもあるリノール酸ですが、摂り過ぎるとリノール酸から合成されるアラキドン酸が細胞を満たしてしまいます。こうなると肌のセラミドが減ってしまい、乾燥肌やアレルギー発症の原因となってしまうのです。
リノール酸を多く含むのは、ベニバナ油、ひまわり油、グレープシードオイル、コーン油など。また、これらの油を使用した揚げ物や炒め物、マーガリン、ドレッシング、ラーメン、インスタント食品は摂り過ぎに注意しましょう。
インスタント食品や調味料の多用に気を付け、野菜中心の栄養バランスの良い食生活を心がけることがセラミドを増やす秘訣です。睡眠不足やストレス、間違ったスキンケア、不規則な生活習慣なども肌の乾燥の原因となりますので、トータルでケアして体の中からしっとり潤い肌を目指したいですね。
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