相変わらず漫画に課金しているのですが、
最近、熱心に読んでしまった漫画がこちら。
期間無料で2巻まで無料で読めるのですが、
無料版の2巻を読んでしまったら止まらなくなってしまい、
全巻まとめて購入してしまった…!
自閉症の子どもと家族、
その周りの人たちのお話なのですが、
自閉症とは、脳の機能の偏りが原因で1000人に2~3人の割合で起こる発達障害。
・対人関係におけるやりとりが上手にできない社会性の障害
・言語発達の遅れと偏りのコミュニケーション障害
・興味関心の対象が狭く偏っているこだわりの行動
などなど、軽い、重いも含めて
障害となる特徴はひとりひとり違うそうです。
漫画を読んで、周りにこんな風に誤解をされるんだ、
支える家族がどれだけ大変なものなのか、
まわりのサポートがとても大切なこと、
本人も苦しんでいることなど、
これまで知らなかったことに触れて、、衝撃的でした。
この漫画は今から10年以上前に描かれたものなのですが、
インターネットもようやく普及してきた当時、
いまならインターネットで検索をして、
自閉症についての情報を集めることなどできるけど、
当時は、情報を集めることも大変だっただろうなあ、
というのも想像に難くなく、、
漫画の主人公の光くんは、
まわりの先生やお友達のサポートもあって、
特別教室と普通教室で勉強をすることができて、
良い環境で過ごすことができたのだけど、
それは、周りのサポートがあってこそ。
わたしの小学校時代は、
養護学級というものがあったのですが、
とくに田舎ということもあったかもしれないのですが、
普通教室から離れたところにあって、
とくに交流するということもなかったので、
わたしがいた小学校の養護学級は特別な目で見られていたような気がします。
(今は特別支援学級と呼ばれるそうです)
だけど、光くんのように普通教室でも過ごせるように
周りがサポートしてあげたら、、、
いろんな個性の子がいるんだよと
先生が周りに教えてあげたら、、など、
いろんなことを考えてしまいました。
わたしはまだ未婚で出産経験もありませんが、
1000人に2~3人の割合というのは、
決して他人事ではないですし、
わたしたちはもっと自閉症についての知識と理解、
地域でのサポートをする環境など、
積極的にしなくてはいけないのでは、など、
いろいろ考えさせられた漫画でした。
作者の戸部けいこ先生が連載中に病気で亡くなり、
物語は、光くんの中学校までのお話で終わるのですが、
もっと続きが読みたかったなあ。。。
2004年に主演、篠原涼子さんでドラマ化されたようなのですが、
主人公のお父さん役が元TOKIOの山口さんで…。
再放送は…。。。。
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