その昔、ひど~い肌荒れをしてから
セラミド教に入信して、
(そんな宗教ありません)
とにかく、セラミドLOVE!
セラミドだーいすき★なのですが、
セラミドといっても
大分類で12種類、
小分類で300種類以上あるといわれています。
今日はそんな
セラミドについての話を。
セラミドの肌への役割
肌の角層の水分を維持するには、
“セラミドなどの角質細胞間脂質”、
“皮脂”、“天然保湿因子(NMF)”の3つが関係しています。
そのなかでもとくに
40~60%がセラミドが占めているといわれているので、
この数字から見ても、
肌の保湿にはセラミドが欠かせない
ということがわかるのではないでしょうか。
セラミド不足の肌は、
角層の細胞と細胞をつなぎとめることができずに
スカスカの状態に。
肌の水分は蒸発しやすくなり、
外部からの刺激も受けやすくなります。
セラミドが不足して、
細胞と細胞の間がスカスカな肌の状態は、
肌の水分を守る力がなくなり、→ 乾燥肌に
バリア機能も低下、→ 敏感肌に
あらゆる肌トラブルを引き起こします。
アトピー皮膚炎の方の肌は
肌のセラミドの量が少ないといった
データも発表されています。
ですから、
健康な肌を維持するためには
セラミドは大切な成分になります。
(セラミド教経典第3章より)←ごめん、そんなのない。
セラミドの種類
分類の仕方にもよると思いますが、
セラミドは大きく分類すると
・非ヒト型セラミド
・ヒト型セラミド
に分類することができます。
そこからさらに、
・非ヒト型セラミド
L天然セラミド
L植物性セラミド(大豆、蒟蒻、小麦など)
L動物性セラミド(馬など)
Lフリーセラミド(栗、温州みかん、醤油粕など)
Lスフィンゴミエリン(ミルクなど)
L合成セラミド
・ヒト型セラミド
L天然セラミド
L栗、醤油粕など
L合成セラミド
Lセラミド1/セラミド2/セラミド3など
このように分類することができます。
天然と合成の違いですが、
天然セラミドは…
天然物及び天然の営みででできた生成物の中に含まれるセラミドを抽出・精製することによって、そのままの状態で取り出したもの。合成セラミドは…
構造を科学的に変化させることで、セラミドと同じ構造を作り出したもの。
このような違いになります。
はあはあ、難しい…!!!!
化粧品でよく配合されているセラミドは
ヒト型セラミドの合成セラミドなのではないでしょうか。
成分表記だと、
セラミド1、セラミド2、セラミド3
セラミドNP、セラミドAP、セラミドEOSと記載されます。
ヒト型セラミドの
天然セラミドは醤油粕由来、栗由来の
2種類しかないそう。(2017年11月現在)
ちなみにナチュラルエレメンツの
バランシングゲル、ムースに配合しているセラミドは、
ヒト型セラミドの合成セラミドになります。
ヒト型セラミドの合成セラミドの種類と働き
では、さらにヒト型セラミドの
合成セラミドの種類と働きを見てみましょう。
セラミド1
水分保持の働きがあり、外貌の刺激から肌を守るバリア機能がある
セラミド2
肌のバリア機能を高めるほか、髪の毛にも多く人の肌にもっとも多く含まれるセラミド
セラミド3
水分を保持して、シワ抑制・減少させる働きがある
セラミド4・セラミド5
角質の脂質バリア層をつくり、保持する働きがある
セラミド6・セラミド6Ⅱ
セラミド3と同じ働きをするほか、肌のターンオーバーを促す働きがある
セラミド7
細胞の増殖分化をコントロールするほか、肌の菌のバランスを整える
こまか~く見るとセラミドの種類によって
肌への働きもかわってくることが分かります。
バランシングゲル、ムースには、
セラミド1、セラミド3、セラミド6Ⅱの
3種類のセラミドを配合しています★
自分の肌に合うセラミド配合化粧品の選び方とは?
セラミドは油性の成分になるので、
水性成分が主成分の化粧水などには、
配合しても少量しかセラミドを入れられません。
クリームやゲルのような
油性成分が主成分となる化粧品のほうが、
セラミドを多く配合することができます。
なので、セラミド配合化粧品は、
化粧水よりも、クリームやゲルの形態の化粧品がオススメです。
やっぱりセラミドも
コラーゲン、ヒアルロン酸と同じく、
加齢とともに減る一方。
(ああ、加齢ってイヤ…)
日々のスキンケアで
セラミドを補うことが一番てっとり早いです。
とくに乾燥肌、敏感肌の方は、
セラミドが配合された化粧品を使うだけで
肌の調子が変わってくると思います。
それでは最後に
セラミド教入信10年、39才すっぴん(加工なし)
feat.わたしの眉毛どこいった?をどうぞ!
あ、こんなのさらして
お客さま、減るかもね…!
この記事へのコメントはありません。