ナチュラルエレメンツの
製品開発のテーマは〝艶肌”なのですが、
艶肌は皮膚科学的に以下の定義があります。
なので、ナチュラルエレメンツも
これらの要素を満たす商品づくりをしています。
<皮膚科学の艶肌の定義>
1 潤っている
2 血行がいい
3 毛穴が目立たない
4 メラニンが少ない
5 カルボニル化(*)していない
6 キメが整っている
7 角層重層化を起こしていない
カルボニル化とはあまり聞きなれない言葉だと思うので、
本日はカルボニル化についてお話を。
カルボニル化とは肌の黄ぐすみの原因になのですが、
肌の黄ぐすみの原因で一般的に知られているのが
糖化なのではないでしょうか。
糖化は肌のタンパク質と糖が結合することですが、
カルボニル化は、紫外線などで皮脂が酸化してできる過酸化脂質が
肌のタンパク質と結合して肌を黄色く、くすませます。
図にするとこんな感じです。
肌の黄ぐすみの原因・糖化とは?
あらためて糖化について復習をしましょう。
糖は身体のエネルギーとして必要な栄養素ですが、
過食、運動不足、加齢などで代謝が衰えると、
体内にあまってしまった糖は、タンパク質と結合して糖化してしまいます。
糖化現象はよく食パンで例えられますが、
食パンは加熱により、小麦や砂糖、卵、牛乳に含まれる
糖質とタンパク質が結合することで褐色になります。
肌の内部でもこのように
同じ現象が起こっています。
糖化の予防策としては、
・甘いものや加工食品を控える
・炭水化物を摂りすぎない
・食べる順番を工夫する
(食物繊維の多い食品を最初に食べて、糖質の吸収をゆるやかにする)
食生活を改善することが糖化対策において非常に有効です。
肌の黄ぐすみの原因・カルボニル化とは?
カルボニル化の主な原因は紫外線です。
紫外線などのダメージを肌が受けると、活性酸素が発生します。
活性酸素により皮脂が酸化すると、
アルデヒドという分解物質が発生して
タンパク質と結合することで(カルボニル化)、
肌の透明感が低下、乾燥を引き起こすほか、
真皮のカルボニル化タンパク質が黄色くなることで、
肌の黄ぐすみへとつながります。
カルボニル化はとくに40代以降に増える傾向がありますが、
どうしたら防ぐことができるのでしょうか?
カルボニル化を防ぐためには
紫外線対策が最も重要です。
また、食生活、ストレス、大気汚染、無理なスポーツなど
活性酸素を発生させない生活習慣も大切。
糖化に比べて、カルボニル化のほうが
肌が黄色くくすむといった研究結果もでているそうですが、
カルボニル化、おそろしや…。
というか、紫外線、おそろしや…。
とにかく、とにかく、紫外線対策が大切
カルボニル化で肌のタンパク質が変性すると、
肌の黄ぐすみのほか、しわ、たるみの原因に。
とにかく、日頃からの紫外線対策が重要になります。
1年中、日焼け止めを塗るのはもちろん、
春・夏は日傘や帽子、サングラスなどでさらなる紫外線対策を。
スキンケアも紫外線ケアができるものを使うのがベスト。
ナチュラルエレメンツでいうと、
カルボニル化対策としては、
バランシングムースやバランシングセラムC、ここらへんがおすすめです。
といっても、現在、バランシングムースの
ご新規の受付を停止しているのですが…。
今年の春には、さらにパワーアップした
バランシングムースのご案内ができるかと思います!
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