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こんにちは!キレイナビ代表・美容家の飯塚美香です。家庭用のミキサーで作るスムージーより、栄養素を壊さないと言われるコールドプレスジュース。専門店で飲むのが流行っていますよね。
それよりも、さらに栄養素を壊さずに美容と健康に効果的なのがスロージュース。
コールドプレスジュースとの違いは?どうして栄養素が壊れないのか?今回はスロージュースに注目してみましょう。
■スロージュースとは?
一般的な家庭用のミキサーやジューサーは、スクリューが1分間に8000~15000回もの高速回転をして食材を切り刻みます。野菜や果物に含まれるビタミンや酵素は熱に弱いため、高速回転中の金属刃による摩擦熱で壊されてしまいます。
一方、スロージュースを作る時に使うジューサーのスクリューは、1分間に約40回の低速回転。金属刃による摩擦熱に栄養素を壊されることはありません。スクリューが低速回転なのは、コールドプレスジュースも同じですが、違うのはその絞り方にあります。
■コールドプレスジュースとどう違う?
ジューサーのスクリューが低速回転というだけなら、コールドプレスジュースと変わりませんよね。コールドプレスジュースは金属刃で野菜や果物を切り刻み、それを布袋に入れて4トンの重さでプレスしてジュースにします。
スロージュースがコールドプレスジュースと違うのは、金属刃で野菜や果物を切り刻まず、圧縮してすりつぶしてジュースにするということ。絞った後のカスが分離されるため、ジュースの口当たりが良く飲みやすいのが特徴です。
■スロージュースで栄養補給
1日に必要な野菜の摂取量は350gと言われています。この量をサラダやスープ、おかずなど食事で補うのは大変なこと。なめらかで飲みやすいスロージュースなら、野菜の栄養素を壊すことなくたっぷりと摂ることができます。
スロージュース専用のジューサーを購入して家庭で作って飲んだり、専門店を利用して日々の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、スロージュースを作る時に出る絞りカスも捨てずに活用。スープやカレー、煮物に入れたり、ジャムを作るなどして余すことなく使いましょう。
環境の変化などにより、野菜や果物に含まれる栄養素は50年前に比べると落ちていると言われています。必要な栄養を摂るためには、野菜や果物を毎日積極的に食べること。そして作りたてのスロージュースを飲むことがおすすめです。
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