女性なのにオヤジ臭!?加齢臭の正体と対策方法とは?
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こんにちは!キレイナビ代表・美容家の飯塚美香です。『オヤジ臭』とも表現されることの多い、加齢臭の嫌なニオイ。加齢臭は中高年の男性だけのニオイだと思っていませんか?
実は、30代の女性でも加齢臭を漂わせている方もいるのです…。
自分ではなかなか気がつきにくい加齢臭のチェック方法とその正体、対策方法をご紹介します。
■加齢臭は枕のニオイでチェック
若いから、女性だからと言って安心できない加齢臭。セルフチェックの簡単な方法は、自分の枕のニオイを嗅いでみること。加齢臭がしやすいのは首の後ろ側なので、数日使っている枕のニオイを嗅げば加齢臭を判断できます。
古い本のような、なんとも言えない嫌な臭いがしたら、加齢臭の可能性あり。また、白いシャツを着た時に首まわりが茶色く汚れてしまう方も、加齢臭の可能性が高いです。
■加齢臭の正体はノネナール
皮膚には潤いを保つための皮脂線があります。年齢を重ねていくと、この皮脂線の中に脂肪酸が増えていきます。脂肪酸が皮膚の上で酸化したり、常在菌によって分解されたりするとノネナールという物質が発生します。これが加齢臭の正体。
ノネナールが発生しやすくなるのは加齢だけではありません。肉食中心で脂肪の多い食生活、運動不足、睡眠不足、汗っかきなども原因となります。
また、ストレスの多い生活で体に活性酸素が溜まってしまうと、酸化した脂肪酸が増えてノネナールが発生し、加齢臭がしやすくなります。
■食事で体の中から加齢臭対策を
加齢臭対策用として、石鹸やデオドラントスプレーなど様々なアイテムが販売されています。それらを利用するのもよいですが、加齢臭の原因は根本的に解決することが大切です。毎日の食生活を見直すことで、ノネナールを発生しにくくすることができます。
活性酸素を減らす働きのあるビタミンC、ビタミンEを多く含む野菜や果物を積極的に摂り、たんぱく質は肉だけでなく魚や大豆製品からもまんべんなく摂ります。
緑茶、赤ワイン、ごまなども抗酸化作用が高いのでおすすめです。
せっかく良い香りの香水を付けても、加齢臭がしたら台無しですよね!香水と加齢臭が混じりあって、さらに嫌なニオイがしてしまいそうです。
抗酸化作用の高い食品を積極的に摂り、適度な運動とストレスを溜めない生活が、加齢臭を防ぐコツ。時々枕のニオイをチェックしつつ、加齢臭対策をしていきましょう。
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