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食品添加物は健康の敵?正しく理解して上手につきあう方法

 
公開日:
       

この記事は約 2 26 秒で読めます。

私たちの食生活には多くの食品添加物が使われていますね。

美容や健康に良くないイメージを持ちますが、なぜどのように悪いのかしっかりと理解している方は少ないのではないでしょうか。

また、気をつけていても気づかぬうちに摂取しているなんてことも。

今回は、そんな食品添加物の知識や身近にひそむ気をつけたい食品添加物を紹介していくので参考にしてみて下さいね。

◆正しく理解しよう!食品添加物についてアレコレ

食品添加物と聞くと危険性のある化学調味料ととらわれがちですが、入れる理由も重要な役割があるからなのです。主な役割をまとめてみました。

<食品添加物の役割>

・食品の風味や見栄えを良くして美味しく感じさせる

・食品の保存期間を長持ちさせる

・食中毒の予防

・栄養を高め、品質を向上させる

上記のように食品添加物のおかげで、私たちは美味しいものを低価格で食べられるわけです。豆腐(凝固剤)やパン(膨張材)など、添加物なしでは作れない食品もあります。

これらは私たちの食生活が豊かになったことやライフスタイルの変化にともない、より普及されるようになったとも言えるでしょう。

私たちの生活からは切っても切り離せない食品添加物ですが、摂り方に意識を持って各自で気を付けていく必要がありますね。

◆なぜ美容や健康によくないの?食品添加物は老化の原因に!

では、なぜ食品添加物は美容や健康の敵になるのでしょうか?まず、食品添加物は体内に入ると肝臓で解毒・分解されます。

その時に発生するのが「活性酸素」と呼ばれる物質。

活性酸素はウィルスや細菌から体を守るのに必要な存在ですが、増えすぎると健康な細胞まで攻撃してしまいます。

攻撃された健康な細胞は酸化してしまい、シワやたるみなどの老化を引き起こす原因となってしまうのです。とわいえ、食品添加物を全く摂らないというのは難しいことですよね。

そこで、特に注意してほしい食品添加物を紹介するので、購入時にチェックしてみましょう!

◆これだけは避けて!特に注意したい食品添加物例

「亜硝酸塩ナトリウム」

ハムやソーセージやいくらなどに含まれる食品添加物。食品の黒ずみを防ぎ、ピンク色に保つ発色剤です。強い毒性を持ち、発ガン性のリスクがあります。

女性特有のガンも気になるエイジング世代には気を付けてほしいですね。

「アスパルテーム」「アセスルファムK」

ダイエット飲料やガムやアメなどに含まれる合成甘味料。肝臓など内臓系の疾患や発ガンリスクを高めるといわれています。

内臓が弱まれば代謝も下がり痩せにくい体質になっていまします。カロリーオフだから安心してダイエット食品ばかりを摂取するのは、逆効果になることもあるので注意しましょう。

「ソルビン酸」

細菌やカビの繁殖を抑えて腐敗を防ぐために最も多く食品に使われる保存料です。加工食品だけでなく、飲料など幅広く使用されています。

免疫障害を引き起こしたり、亜硝酸ナトリウムと結合すると発ガン性のリスクを高めると言われています。

「タール色素(合成着色料)」

漬物やジャムなど食品の色付けのために使われる添加物ですが、北欧では使用禁止にされているのも日本では使用されているのをご存知でしたか?

特に、赤色2号・104号・106号は妊娠率の低下や遺伝子損傷を引き起こすとされているので、女性の方は特に気をつけましょう。

◆え、これにも?食品添加物は意外な食品にも含まれている!

加工品でなければ安心だと思っていませんか?

実は、加工されていなくても食品添加物は含まれていることがあるのです。

1)カット野菜

野菜は切ってから数時間で黄ばんできますが、袋詰めされたカット野菜やコンビニのパック詰めされたサラダは常に変色せずに新鮮さを保っていますよね。

あれは、殺菌剤のプールに浸してから詰めているからなのです。手軽だからと毎日カット野菜に頼るのは気をつけたいですね。

2)霜降り肉

スーパーなどで売られている肉の中には、注射針で脂身を注入して霜降り風にしているものもあるのです。

ファミリーレストランなどでの安価なステーキもこのような加工をして提供していることもあるので、できるだけ専門店で食べることをオススメします。

3)ファミレスのコーヒー

飲み放題のコーヒーはお得にも感じますが、通常より多く抽出できるよう増量剤としてリン酸塩が投与されているのです。

また、失われた風味を香料を添加して、コーヒーと同じような香りや味に仕立てているわけです。

◆食品添加物と上手に付き合っていくには?

添加物を一切とらないのは非常に難しいことですが減らすことは可能ですよね。意識することは大事なことですが、気にし過ぎてストレスになってもいけません。

そこで食品添加物と上手に付き合っていくために心掛けることをあげてみました。

・購入前に原材料名をチェックする(特に注意したい添加物など)

・コンビニ食や加工品の食生活を減らす

・オーガニック食品や自然なものを選ぶようにする

・自分で料理をして素材の本来の味を楽しむ

・食べる前に湯通しすることで添加物を洗い流す(ソーセージ・練り物・カップ麺など)

食品添加物のメリット・デメリットを理解しつつ、普段食べている物がどのように作られているのかをまずは意識してみましょう。

少しの意識でも摂取する量は減らせれます。食生活を見直して、健康で美しい身体づくりをしていきましょう。

 

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