先日、ふらふら家の近所を歩いていたら、
前方に白いわんちゃんが。
「わんちゃーーーーん!」と見ていたら、
なんでか首輪やリードをしていなくて。
ときどき、リードなしでフリーだお散歩させている方もいるので、
そんな子なのかな?と見ていたら、
まわりに飼い主さんらしき人も見当たらず。
さらに、歩き方もちょっとおかしい様子。
この子は迷子なのか?
こういうときはいったいどうしたらいいのか?
いったいどこからやって来たのか?
こんなことを考えながら、
10分くらい様子を見ていたけど、
飼い主さんがあらわれる様子もなくて、
はじめての遭遇すぎて、
もはやどうしてよいのかわからず、
いつもお世話になっている動物病院の先生へ電話を。
怪我をしているようなら連れてきてといわれ、
わんちゃんを抱えて動物病院へ。
お前だれやねん!ってぶるぶる震えているわんちゃんに
「こわくないよ~こわくないよ~こわくないよ~」と
ぶつぶつわんちゃんに話しているわたしは不審者風。
動物病院に行ったら
ちょうど地域で動物のボランティア活動をされている方がいて、
「最近中央区って、老犬を捨てる人が多いんです」
「わんちゃんだけじゃなく、猫ちゃんも多いんです」
「飼い主さんが亡くなって捨てられるパターンも多いんです」
あまりのびっくりさに
口を空けてぽかーんとしている間に、
先生は迷子のわんちゃんのマイクロチップをチェック。
マイクロチップは入ってなくて、かなりの老犬だそう。
歩き方がおかしいのは、関節の問題で、
怪我ではないとのこと。
怪我じゃなくて良かったと思いつつ、
この子はもしかして捨てられたのか…と
絶望的な気持ちになっていたら、
一晩、病院に預かってもらって、
ボランティアさんのところに
連れて行ってもらえるとのことで。
迷子かもしれないから、
警察と保健所に連絡をするようにと言われ、
動物病院から警察へ移動をして、
書類なんかを提出して家に戻ったのですが、
その後、警察から電話がきて、
飼い主さんが見つかったとのこと!
はあああああああああ、本当に良かった!
という話なのですが…
犬も猫も家族の一員。
どんな理由があるにせよ、
捨てる人の気持ちが全くわからない。
最後まできちんと責任を
果たす気持ちで一緒にいないと。
これまで捨て犬や殺処分について
しっかりと考えたことがなかったのだけど、
自分ができることで
参加していきたいと思う出来事でした。
いつかくるお別れをことを考えると
たまらない気持ちになるけど、
もっともっとまぐぐりとの時間を増やそうと改めて。
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