このページはモバイル用の簡易ページのため表示が崩れる場合があります。

読みやすい通常版のページはこちら
 

食べ過ぎ注意!キャベツでアレが臭くなる!?

 
更新日:
       

この記事は約 2 3 秒で読めます。

サラダにつきものと言えばやっぱりキャベツ。カロリーが少ないのにお腹が膨れて腹持ちが良いことから、一時期キャベツダイエットでもブームになりましたね。見た目にもボリュームがあるのでダイエット食として人気になるのは当然。しかし!このキャベツの食べすぎで、気になるところが臭くなることはご存知でしたか?

◆誰もが気になるあの臭い・・・

一体何が臭くなるのか?それはオナラです。えー!と思う方も多いはず。一般的にオナラが臭くなる野菜としては、玉ねぎやニンニク、ニラなどの硫黄分が多いものや、香辛料やゆで卵、納豆などの食品がよく知られています。

野菜自体の香りがキツイためオナラが臭くなるのも納得できますし、大量に食べる機会もあまり少ないと思います。しかし、キャベツはそれ自体の臭いもしませんし、日々サラダなどを含めた様々な料理に使う方も多いはず。では、なぜキャベツを食べ過ぎるとオナラが臭くなってしまうのでしょうか?

◆実はキャベツだけではない!意外な野菜も臭う!

ガス発生の原因は、キャベツに含まれるイソチオシネートという成分が原因。これは、ブロッコリーやカリフラワーや大根やからし菜などのアブラナ科の野菜に含まれています。キャベツもこのアブラナ科に属しています。

このイソチオシネートは、がん抑制効果が高いとして注目されてもいますが、ガスを発生させる硫黄化合物でもあるのです。

この成分が、玉ねぎと同じようなキツイ臭いの原因となるアンモニアを腸内で発生させます。卵が腐ったような臭いのおならが出たときは、この硫黄化合物が原因となるわけです。

高脂肪の食品を極力避けているのにおならの臭いが気になるという方は、キャベツを含めアブラナ科の野菜を取りすぎているからかもしれませんね。満腹感を通り越してお腹が張って苦しいという時には摂取を控えた方が良いかもしれません。

しかし、キャベツが健康に良い野菜ということも間違いありません。では、少しでも臭いを抑えるための対策方法をご紹介します!

1)腸内環境を整える

腸内の悪玉菌が増えるとおならはより臭くなります。ビフィズス菌や乳酸菌を摂取することで善玉菌を増やして、腸内環境を改善するように意識をしましょう。腸内環境を整え、腸の中の善玉菌を増やすためには、発酵食品のヨーグルトや食物繊維が豊富なキノコ類、根菜類などを積極的に食べることをおすすめします。ビフィズス菌をより増やしてくれるオリゴ糖を一緒に摂取することもいいですね。

2)我慢はしない

TPOにもよりますが、できるかぎりおならや便意は我慢しないようにしましょう!我慢するとさらにガスが腸にたまりやすくなります。トイレに行った際などにお腹のマッサージなどをして一緒にガス抜きするといいでしょう。

おならを我慢すると、小腸にガスがたまります。このガスは、体の中の臓器を圧迫し、腹痛や便秘を引き起こすことも。さらにこわいのが、我慢したおならは、血液の中に溶け込みます。その結果、全身へと運ばれ、血液の中に取り込まれたおならは、皮膚や呼吸で体の外に排出され、体臭や口臭がきつくなる原因にもなります。

3)食べるタイミングに気をつける

重要な会議やデート前などの大事な日の前日は極力アブラナ科の野菜の摂取を控えるようにしましょう。臭いのもとを事前に摂取しなければ、安心ですね。
どうしても出そうになったら、おならを我慢せずに、トイレや人のいない場所へ移動するようにしましょう。

4)消臭効果のある食べ物で体質改善を

消臭効果のあるカテキンが豊富な緑茶や、セサミンが豊富なゴマ、リコピンが豊富なトマトなどを一緒に食べることも体質改善に効果的です。また体をアルカリ性にする梅干しやレモンなんかもおすすめです。

5)ストレスをためない

ストレスがたまると、胃や腸の働きが悪くなり、口臭やおならが臭くなることも。1日の終わりに好きな音楽を聞く、好きな香りのアロマを焚くなど、自分なりのリラックス方法を見つけて、ストレスを溜めないようにしましょう。ストレスを放っておくと、過敏性大腸炎など体の不調に発展する場合も。

臭いおならが出ないように、肉を控えて、毎日ヨーグルトを食べてと、腸内環境を整えるように改善しているのに、それでも臭いといった場合は、大腸がんなどの病気が隠れている場合もあります。もちろん、個人差はありますが、気になる場合は、病院で検査をするようにしましょう。

せっかく健康に気を使っているのに、思わぬところで臭いおならが出ては恥ずかしいですよね。キャベツだけがおならの原因ではありませんが、臭いが気になる方は、一度普段の食事を見返してみると良いかもしれません。野菜の特性を知り、上手に摂取することで、さらなる健康美人を目指しましょうね!

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

       

カテゴリー「ヘルスケア」の人気記事TOP5

  1. ブームだけど、何かすごいの…?今さら聞けない、スーパーフードの基本のキ!
  2. プラセンタVSコラーゲン、本当に効果があるのはどっち?
  3. 水を飲むだけで太る!?夏の水分の摂り方のコツ