30代からはイメージで化粧品を選んではダメな理由。
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30才をすぎたとたんに感じる肌の変化。これまでと同じスキンケアをしているのに、頬の毛穴、目じりのシワ、肌全体のたるみ。お肌の曲がり角を感じることはありませんか?30代からの化粧品選びは、「コラーゲンが入っているから潤いそう」といったイメージだけで化粧品を選んではダメ!まずは、お肌の曲がり角の原因を知りましょう!
■お肌の曲がり角を感じるのはなぜ?
頬のたてに伸びた毛穴、目じりのシワ、肌全体のたるみ。これらの原因は、すべて真皮の部分にあります。真皮とは、表皮の下にある肌の土台のようなもの。肌の弾力を保ち、真皮内にある毛細血管により栄養と酸素を肌のすみずみまで届ける役割があります。
この真皮の約70%を占めるのがコラーゲンになります。コラーゲンは、真皮の中に網目状のネットワークをつくり弾力をキープします。シワやたるみの原因は、このコラーゲン減少や変性によって肌の弾力が失われるのが原因です。
化粧品に配合されているコラーゲンやヒアルロン酸の役割は、肌の表面の角層部分を潤して保湿をするもの。肌の乾燥がすべての老化の原因いわれるほど、肌の保湿はもちろん大事です。
しかし、本気でお肌の曲がり角をどうにかしたいと思ったら、肌のコラーゲンやヒアルロン酸などを増やす成分の入った攻めのスキンケアをすることが大切です。
■30代からの攻めのスキンケアとは?
紫外線から肌を守ったり、うるおい力を高めたりするのが守りのスキンケアだとすると、攻めのスキンケアは、肌の弾力のもとになるコラーゲンを増やしたり、肌の代謝を高めるのが攻めのスキンケアになります。
1)シワ対策には「コラーゲンを増やす働きのある成分を」
肌に直接コラーゲンを塗っても真皮のコラーゲンは増えるわけではありません。有効な成分は、ビタミンC誘導体、ナイアシン(ビタミンB3)、レチノールなどがあります。
2)シミ対策には「メラニンを抑える美白成分を」
紫外線を浴びると肌の中でメラニン色素が作られます。これを抑えるのが美白成分になります。有効な成分は、ビタミンC誘導体、アルブチン、コウジ酸、ハイドロキノン、プラセンタエキスなどがあります。
3)肌の代謝促進には「ピーリング化粧品を」
年齢とともにターンオーバーが遅くなります。死んだ角質細胞がどんどん厚くなって肌をくすませるほか、シミもできやすくなります。ピーリングは角質をこすってポロポロとそぎ落とすスクラブタイプやAHAなどの酸によるピーリングがありますが、スクラブは物理的刺激で肌を傷つけることもありますし、酸は刺激が強い場合があります。できれば、ターンオーバーを促す効果のある成分を配合した化粧品がおすすめです。ホエイエキスは肌に負担をかけることなく、ターンオーバーを正常にする働きがあります。
コラーゲンを食べても飲んでも肌のコラーゲンにはなりません。30代からはイメージで化粧品を選ぶのではなく、今の自分の肌がどんな成分を求めているのかを知って化粧品を選び、お肌の曲がり角の原因を解決しましょう!
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